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山口市広報番組
「このまちに愛たい」

8月1日~31日 放送   レポーター:小林 愛子

こどもの居場所づくり~地域の安心できる場所~

こどもの健やかな成長には、こどもが安心して過ごすことができる居場所を持つことが重要といわれています。
しかし、近年の社会情勢の変化によって、こどもが居場所を持つことが難しくなっていることがあります。

今回の「このまちに愛たい」では「こどもの居場所づくり」を推進するため、山口市が行っている取組をご紹介します。

こどもの居場所づくり

地域の中でこどもが安心して過ごすことができる居場所が求められています。こどもは、自分の居場所を持つことで、自己肯定感などを高めることができるといわれています。しかし近年、地域のつながりの希薄化や少子化によって、こどもたちが安心して過ごせる居場所が減ってきました。特に、虐待、不登校など、厳しい環境にいるこどもは、居場所を持ちにくく、こどもの居場所づくりの緊急性と重要性が増しています。
児童相談所における児童虐待相談対応件数とその推移
(こども家庭庁)
令和5年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待の件数は22万5509人です。山口県全体の対応件数は1646件と共に過去最多となりました。文部科学省の2023年度不登校に関する政府統計データによると全国の小・中学校で30日以上欠席した不登校の状態にあるこどもは34万6482人です。山口県全体の小・中学校の不登校の児童生徒の数は3570人で、こちらも過去最多となっています。
大歳小学校区のさわやか学級

山口市の取組のひとつに、市内62カ所に開設している放課後児童クラブがあります。大歳小学校区のさわやか学級では現在、3学級226人の児童が下校後から午後6時まで、さまざまな活動を行っています。下校後や長期の休みなど、家庭に代わる生活の場を提供している放課後児童クラブ。保護者の共働きの増加などで、放課後児童クラブの利用は年々増加しているといいます。
こども食堂

こどもが安心して過ごすことができる居場所のひとつとしてこども食堂があります。山口市内には、こどもがひとりでも安心して通うことができる「こども食堂」が32カ所あります。無料または低額で食事ができるこども食堂は誰でも気軽に参加でき、食事の提供を通じて、いろいろな遊びや体験の場、多世代の住民との交流の場になっています。また、様子が気になるこどもを行政の支援へつなぐなど、地域の見守り役となっていただく場合もあります。
小郡中学校の朝ごはん

毎週水曜日の朝、山口せわやきネットワークが運営するこども食堂「小郡中学校の朝ごはん」。2019年から続く小郡中学校の朝ごはんは、朝ごはんをひとりで食べている学生や食べない学生に朝ごはんをしっかり食べてもらおうと、中学校と地域のボランティアが協力して運営しています。朝から違うクラスや先生たちと一緒に朝ごはんを食べて、学校に登校します。
多世代交流の店 うりぼー村
こども食堂 うりぼーキッチン
今年4月、山口市秋穂にオープンした「多世代交流の店 うりぼー村」。大人もこどもも多世代が楽しめる憩いの場として「こども食堂 うりぼーきっちん」をオープンしました。代表の寺本さんは、地域の大人・お年寄りが気軽に来て、「こどもたちと交流できる居場所」「地域でみんな仲良くなれるような場所になれたらいい」と話してくれました。


   

放送時間

月~日
① 07:35~07:50
➁ 12:05~12:20
➂ 22:05~22:20

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