


生放送以外のテレビ番組が編集作業を経た上で放送されているということは皆さんもよくご存じだと思います。
こんな言葉があるかどうかはわかりませんが「放送採用率」という言葉を便宜上使用することにしますね。
この数値は 放送に使った分数を撮影した分数で割って求めます。
例えば60分カメラを回して、30分間放送に使った場合、放送採用率は50%(30÷60=0.5)。
この数値は多くの場合、番組制作の体力に反比例するのではないでしょうか。
ドキュメント番組はすごい時間カメラを回して、その中から良い場面を抽出して放送しているわけですから放送採用率が一桁になったり、小数点以下だったり、そんなことはザラでしょう。
また、私も経験がありますが、大きな放送局で作られるバラエティ番組などではうまくオチなかったりする場合、お蔵入り(放送しない)という選択肢もあります。
この場合など放送採用率は0%です。
つまり数値が低ければ低いほど、濃縮されたものを放送していることになり、選びに選び抜かれた瞬間が皆さんのテレビに映っていることになります。
良い番組に仕上がる確率は上がり、歴史的な番組は相当数のテープのくずの上に存在しています。

さて、ここにきてこの数値を私たちの番組に当てはめることにします。
限られた予算・人員で制作しているので、放送採用率は高い数値をたたき出すことになるのは必然。
撮ったものをザルのような網目を通して放送に載せています。
撮影した分だけ放送しないともったいない、端的に言うと「よほどのことが無いとカットされない」というわけです。
さあ、この放送採用率が相当高い我が番組にも関わらず、今週の放送ではかなりのカットをせざるを得ませんでした。
長谷川さんのダジャレがあまりにつまらなかったからです(笑)
これを採用すると、番組のリズム・テンポも壊れるし、何より番組の質を疑われます(笑)
もうこれ以上、疑われたくありません。
今回、結構の人数の方から「オープニングでカットされた長谷川さんのダジャレが何だったかブログで教えてください」とのメールをいただきました。
「そんなことが気になるのか…。」と思いまして、カットした部分から長谷川さんのダジャレを抜き出してみました。
オープニング6分くらいの間に3つ言っていました。
ブログに載せようと思いましたが、やめておきます。
文章に書き起こしてみると、ますます面白くないからです(笑)
長谷川さんにはこれから自己研鑽をしていただき、せめてザルのような編集を潜り抜けることのできるようなダジャレを生み出していっていただきたいと思います。
(←長谷川さんの後ろ姿)
追記:すこしかわいそうになったので、カットした言葉を羅列しておきます。想像しながら読んでください。私がカットした理由がわかると思います。
★桜公園の話で…
沖永「春には桜が咲くんですねぇ…。」
長谷川「桜も春になったら咲くら!」
沖永「……いよ。絶好調!!!」
⇒迷わずカットしました。
★滝の話で…
藤田「今日は天井滝に行きます」
長谷川「(沖永を見ながら)オッキーぃんですか?」
(一同沈黙)
⇒秒でカットしました。
★鯉の話で…
長谷川「鯉よ。こいこい!」
⇒少し前から部分ごとカットしました。
長谷川さんのカットされたダジャレが知りたいとメールされた方、満足されましたか?
満足より後悔したのではないですか?
カットするにはそれだけの理由があるのです(笑)
※滝カード44枚目現在受付中です!

演出 松田大輔
今週は2週間ぶりの更新です。
落差1000「天井ヶ滝(下関市一の俣)」に行ってまいりました。
近くの一の俣桜公園に集合し車で5分、そして徒歩30分。
ほどよい冒険心をくすぐられるスポットになっております。
おすすめです!!

滝カード44枚目発行いたします。
ご希望の方はお早めに!

ご応募は上記のメールフォーム もしくはお葉書・ファックスで!
また時間のある時に詳しいお話などを上げます。
演出 松田大輔
きのう、滝カード43枚目をようやく発送いたしました。
遅くなりましたが、消印に注目しておいてください。
また後日、放送内で紹介するかもです。
そしておとといは、長谷川さんがライフワークの数字並びの局巡りを行ったことを報告します。
令和3年2月1日 だからだそうです(笑)
…わかりますね。
次回は令和3年2月10日に郵便局に消印をもらいに行きます。
「0」の存在を我々凡人は忘れがちですが、さすがプロは違いますね。
そしてその次は令和3年3月3日に出動。
この日はゾロ目記念日。
さらに令和3年4月5日で今年の数字巡りの旅は終わり。
1,2,3の並びなら集めるのもわかりますが、3,4,5の並びまで集めようとするところが素敵かつ理解不能です。
最終的には令和11年12月13日がこのシリーズのラスト。
これらの”記念日”の午前中に山口中央郵便局に張っていれば100パーセント長谷川さんに遭遇できますよ。
以上にんげんのGO!ゾロ目・順並び・逆並び記念日情報でした!
演出 松田大輔
今週は番組更新はございません。
宇多村さんのコレクションをもう一度ご覧いただければと思います。
今朝偶然 登山家の方のインタビュー記事を目にしました。
雪山の中での過ごし方や料理の仕方、苦労話などが書いてあって「へー」と思いながら読んだのですが、全く理解できませんでした。
日本語なので何が書いてあるかはわかるのですが、登山家の気持ちが全く理解できないのです。
なぜ寒いのに山に登るのか、高いお金を出して外国にまで行って、しかも死の危険もあるのに。
絶対にやりたくない罰ゲームのようなことです。
この記事を読みながら私は長谷川さんや宇多村さんのことが頭に浮かびました。
登山家のように死を背負うようなことはありませんが、人と変わった部分があるという意味では同列です。
私が宇多村さんや長谷川さんの収集癖を理解できないのも、登山家と同じ(笑)
(この幸せそうな顔!)
ただ、理解ができないからと言って、これを否定したり非難したり、そういうことではなく、まずは理解しようと思うこと。
そのうえで理解できなかったとしても、それを受け入れて、一緒に楽しむところまで持っていければ番組に昇華できるわけです。
理解はできませんが、受け入れて、尊敬心と愛を持って「何やってんだか!」と思えれば、これはもう”ほんわか”します。
私が抱いた「ほんわか」がテレビを通して皆様に伝われば、これはきっと良い番組です。
いや番組どうこうというか、こういう他人のすることをわかろうとする、わからなくても受け入れる、受け入れて愛を持つ…ということは人として大事なことではないだろうか。
良い経験をさせてもらっております。
そして、このタイミングで県外のコレクターさんから届いたお写真をいくつかご紹介します。
再び奈良県のペンネーム・マナブさんから頂きました。
まずはおなじみのダムカード。
…の派生カード。

ダム建設中の様子がカードになりました。
完成を待てないマニア心をくすぐりますね。
そしてこちらはひどいですよ(笑)

ダムカレーカード(笑)
ダムの傍の飲食店がダムカレーというのを提供するというのが一時話題になりましたが、これをカードにするという暴挙(笑)
何なのでしょうか。タモリのマネをするコージー冨田のモノマネをするみたいな2段階構造。
結局何でもカード化できることがばバレてしまいました。
この流れが加速すれば最終的にはとんでもないことになるのではないかと危惧しています。
カレーを構成するにんじんカード、玉ねぎカード、牛肉カード、さらにそれをつくる農業従事者カード、さらに人間カード、右腕カード、指カード、細胞カード、DNAカード…。
宇宙カード…ビッグバンカード…。
そして……無カード。
私はこの流れに注視したいと思います。
もう一つマナブさんからこんなものも送られてきました。


御朱印業界もさらなるフェーズに突入しています。
姫印に古墳印ですって!!
改めて私たち人間はとんでもないものを生み出しているのではないでしょうか?
古墳の近くにあるスーパーがスーパー印、その隣の魚屋さんは魚屋印、その隣の靴屋は靴屋印…。
作れば作るほど集める人は集めるでしょう。
エンドレスの世界。
私たちは何かを集めるながら、死んでいくのかもしれません(笑)
しかし、こういうのはとても面白いですねー!!!
山口県も乗っかかるべき!!やりましょう!
姫も姫山伝説のかわいそうなお姫様いますよ!
古墳もいっぱいありますよ!
やらなければ、山口ケーブルビジョンがやっちゃいますよ~!!
演出 松田大輔
滝カード43枚目・琴音の滝にたくさんのご応募ありがとうございます。
通常なら締め切り日の翌日かその翌日(つまり昨日か今日)発送するのですが、ちょっと考えがあって来週の火曜日2月2日(火)に投函いたします。
「届くの遅ぇなあ!!」
などとお怒りにならず、少しばかりお待ちになってくださいね。
写真の通りすでに発送準備は整っていますので私が忘れているわけではないので。
しばしお待ちを!

話は飛びますが、先日約10年ぶりにゲーム本体を買いました。
ニンテンドースイッチです。
遅ればせながら画面の美しさに感動し、コントローラーの変化に戸惑い、テレビでも専用モニターでも操作できる仕様に驚いております。
桃太郎電鉄というソフトを買いました。これが面白くて面白くて!!
僕が「桃鉄」をしていたのはファミコン時代のヤツだからもう30年ぶりくらいにちゃんとやりました。
当時たしか白いカセットで、本当にシンプルなつくりでしたが、あのゲームのおかげで日本の地名を覚えました。
もはや「カセット」というのも死後ですかね(笑)
歴史に興味をもったのも「信長の野望」というゲームがきっかけの一つだったし、楽しみながら学ぶことの大切さを改めて思います。
番組も楽しさと学びをよい割合で混ぜながらつくっていきたいなあと思っています。
ええ、ただの近況報告です。
来週は更新が無いので、近況報告だけはしとこうと思いまして(^^♪
次週も二人の何でもコレクターを「あの人たち何やってるんだかだなあ」と思いながらご覧ください。
松田
絵がうまい人、足が速い人、頭が良い人、そんな並びにあるのかもしれません。
「集めなくては気が済まない人」
私はコレクターというのは立派な才能の持ち主のような気がしています。
今週の放送はこの”なんでもかんでも集めちゃう人”がテーマ。
主人公は防府市在住の宇多村さんです。
番組が発行している滝カードを何度も会社まで取りに来られているうちに顔見知りとなり、今回の取材と相成りました。
(何でもコレクター2人)
もともとこの番組の出発点が「風景印集め」にあり、そのアドバイザーが長谷川一夫さんです。
長谷川さんも何でも集めるのが好きな人ですから、番組が宇多村さんのようなコレクターに行きつくのは自然なこと。
私たちはいつのまにか、長谷川さんのようなコレクター的思考に”毒されて”いたわけです(笑)
さて宇多村さんのコレクションですが本当に多岐にわたります。
化石や石、昆虫標本といった自然科学の分野から、ダムカードやマンホールカードといったカード類。
切手や消印という郵便の分野、さらにはレトルトカレーの箱、カタツムリグッズ、新聞の切り抜きなど。
放送には入りきりませんでしたが、お酒のボトルや貝殻なんていうのも相当数集めておられます。
ご自身でも「節操がないですよね」と言っておられました。
私もそう思います(笑)
例えばカタツムリが好きでそのグッズを集めているという人はきっといると思いますが、それに加えてカードに手を出したり、切手に手を出したりと、ジャンルを超え様々なモノを集めているという人は珍しいのではないでしょうか。
まさに長谷川一夫さんに続き2人目の「何でもコレクター」でございます。
番組の後半に沖永さんが宇多村さんに対して「生き方だと思った」と言っておられました。
確かにこれは長谷川さんや宇多村さんの生き方に他なりません。
「性(さが)」なのでしょう。
私たちの番組はこの「性(さが)」を前向きに考えることをテーマにしていますので、これからも宇多村さんのような、(まあここまでではなくとも)コレクターの方をご紹介していけたらと思っています。
皆さんの中でも何かのコレクターさんがいらっしゃったらどうぞ番組あてにご一報を!
あなたの「好き」を教えてくださいませ!
演出 松田大輔
次回の更新は2月8日です。
取材のほかに3月までに休日消化しないといけないという個人的な事情のためです。
毎週の更新を楽しみにされている方、申し訳ございません…。
おはようございます。今週は今年初めての滝企画です。
残りは70mちょっと(放送前の段階で)。最後まで頑張りたいなと思います!!

場所は琴音の滝(防府市富海)です。ケーブルの視聴区域で、おすすめの滝でした!
コロナ終息後に滝遠足するなら有力候補です!
ぜひ皆さまに行ってもらいたい滝になりました。
もちろん滝カード発行します。
お申し込みはいつもの方法で!
ここを見れる人ならば上記のメールフォームでのお申し込みが便利ですよ。

↑右の不動明王像の赤が差し色になっていてGOODですね!
取り急ぎ業務連絡のみ。
時間ができたらブログ更新します。
まだ今年1回もロケしていないので早くせねば!
(まだ未放送のストックがある…。)
「虹のことをレインボーという人、重めのギャンブラー説」
高確率で当てはまるのではないでしょうか(笑)
演出 松田大輔
おはようございます。
3連休はいかがでしたか?
このご時世に加えて、大雪でしたのでご自宅にいらっしゃったという方も多いのではありませんか。
さて今週からは通常の月曜日更新となります。
今週は前回の続き、隧道トーク後編をお送りいたします。
隧道内のトーク、意外と画面映えもしていて、なかなかよかった気がします。
今後ゲストを呼んで隧道内で話を聞くのも良いかもしれません。
「ゲストと心のつながるトンネルを!」
みたいなダサいキャッチフレーズをつけて(笑)
で、今週は皆さんのコレクション披露がメインになっています。
岡藤君の打算っぷり。
長谷川さんのコレクターの風格。
宇部マニさんの好奇心。
上田さんの藤山一郎愛。
それぞれが個性的で面白かったです。
今年も出演者の良いところを引き出せるような企画や演出を考えていけたらよいと思います。
演出 松田大輔
何とか最初の1週間を過ごすことができました。
緊急事態宣言にアメリカの議会選挙騒動、加えて大雪。
もういろいろと大変な1週間でした。
そしてもう一つ個人的に問題が…。
「番組の年賀状が届いていないよ」という連絡がありました。
何度か確認をしたつもりだったのですが抜けがあったようです。
ダメですね…。反省です。
もしかするとほかにも応募したのに届いていないという方がいらっしゃらないか不安になっています。
心当たりがある方は遠慮なく教えてください。
早急に年賀状をお送りいたします。
2021年はミスのないようにしたいと思います。
松田大輔
「一番大きい都道府県は北海道ですが…。」
よく早押しクイズなどで使われる言葉、【〇〇ですが…】。
これって大切な考え方ではないかと思いました。昨日の夜中に。
(正月に昼夜逆転の生活をしていたので、夜中に寝つきが悪い)
当然この言葉の後には『下の句』が続きます。
「一番小さい都道府県はどこでしょう?」
あるいは
「一番大きい市町村はどこでしょう?」など。
上の句の「〇〇ですが…」を受けて下の句でそれを展開させるわけです。
この定型の文章に番組作りの(特に地方での)ミソが詰まっている気がしたんですね。
昨日の夜中に。
『12月山口市はクリスマス市になる。』
この後決まって「ザビエルが来た時に初めてミサが行われたのが山口市で…」みたいな説明が入ります。
数年前に初めて聞いたときは「えっ!そうなんだ!」と驚いたものの、今やそれに慣れてしまいました。
ちょうちんまつりは三大火祭りの一つで…
瑠璃光寺五重塔は日本三名塔にかぞえられます…
見たいな定型文も同様、初めて山口に来られた方などにはとても有効ですが、住んでいる人間としてはその後の展開、深堀が必要だと思うのです。
そこで「〇〇ですが…」の出番です。
『12月山口市はクリスマス市になりますが…』。
そのあとに続く「下の句」をみんなで考えませんか?
今後はこれが大切だと思ったわけです。昨日の夜中に。
★「なりますが…、1月は山口市は〇〇市になります。」
⇒1月に山口市で起こった歴史を掘ったら何か出てくるかもしれません。同様に2月は?3月は?
★「なりますが…、〇〇県▼▼市もクリスマス市になります。」
⇒山口市の後にザビエルがどこでミサが開いたのでしょう?2番目にミサが開かれた場所もクリスマス市になる権利があるのでは?
★「なりますが…、〇〇町はクリスマス町になります。」
⇒例えば米屋町がミサの行われた場所と特定できるなら、米屋町はクリスマス市クリスマス町と言えるのでは?その方が面白くない?
別に凝ったことを考えずとも上の句の後に「ですが…」の接続語をつければ、無限に展開できると思いませんか?
山口県内で番組を作っている以上、横に進むことは馴染みません。
広島県のお好み焼きも、福岡県は女の子がかわいいことも、扱うのが難しいわけです。
現状県内にある事柄を縦に掘ることしかできないわけです。
新しい何かを見つけることがむつかしいなら、既存のものの見方を変えることでしか新道はできません。
今コロナで県外に出るのがむつかしい。これはある意味チャンスとも考えられます。
みんなで「…ですが」を使って話を展開させて、新しい地元の良さを発見してみませんか?
・総理大臣をたくさん排出していますが…
・山賊というすごいレストランがありますが…
・道路が整備されているといわれますが…
・瓦そばが名物ですが…
・黄色いガードレールがありますが…
・吉田松陰を先生と呼びますが…
上の定型文にどんな下の句をもってくるか、考えるだけで楽しくなります。
結局、裏切ることを考えるわけですよね。嫌なものの見方かもしれません。
(私は性格がひねくれているのです)
番組の中でもはや常識になっていることも裏切れないかを考える。
・滝を見に行く番組ですが…
・長谷川さんはチキンラーメンの袋ををコレクションしていますが…
・どさけんさんは猫を飼い始めましたが…
・宇部マニさんは横穴好きですが…
・上田さんは昭和歌謡好きですが…
みたいな言わずもがなのことを一度裏切ってみる。
とりあえず、私はこのようなアンテナを立てて一年を過ごし、番組作りに役立てたいなと思いました。
3日坊主にならないように、ブログに上げることにしました(笑)
(一周回って別に当たり前のことを書いているような気もしますが…)
改めて本年もよろしくどうぞ!
次回の番組更新は11日月曜日です。
演出 松田大輔
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