

今週は番組更新がない週ですm(__)m
なのですこし放送中の「スタンプカード統計白書」について補足説明を!!

この番組は隧道や鉄道、風景印とかゾロ目とか滝とか、マニアックなテーマを取り扱っています。
そんな歴史があるものですから(良いのか悪いのか)県内のグルメやレジャーをストレートに取材するのはちょっと違うかもなーと思ってました。(私の勝手な思い込みですが…。)
とはいえ、やはり多くの方にとって町のおいしいお店・人気のグルメなどの情報は必要なわけで。
私たちのような根暗番組が、このようなポップな需要にお答えするためにはどうしてもなんらかの”飛び道具”が必要だったのであります。
そんなときにある存在を思いつきました。
それが「スタンプカード」です。

どことなくレトロでアナログな番組のカラーを残しつつ、街にあふれる人気店の”入場切符”たりえる存在こそスタンプカード。
番組でスタンプカードを取っかかりに流行のお店を訪問するということは、番組の持つニッチな部分とおしゃれでグルメな大衆性を両立できる、最高の二股アイテムであると私は思ったのでありました(笑)
この企画に特に沖永さんはマッチしている気がして、どんな場所のどんなお店にも詳しく、また調査段階の街頭インタビューもどんどん頑張って盛り上げることができます。すばらしい!!
そんなこんなでロケをかさねること約3年。
これまでにのべ30か所で街頭インタビューを進め、お声をかけたのは約170人。
236枚のスタンプカードに出会うことができました。
この誰もやらなかった、意味があるのかないのかわからない、渋いデータを集計・発表することこそ今回の放送「スタンプカード統計白書」というわけでございます。
今回は前半戦。
紹介したパネルをここで改めて公開しておきましょう。

◇まずはスタンプカードの所有率。
財布にスタンプカードをお持ちだったのは47%。この数字を多いとみるか、少ないとみるか。
実際に街頭インタビューをした我々の実感としてはもっと少ない気がしていました。
・スタンプカードを持っていない方の理由として多かったのはこんな答え。
「かさばるから貰わないようにしている」
「財布とは別の入れ物にまとめているが、今日は持ち歩いていない」
「持っていたが最近はアプリなどの別のサービスに切り替えた」
スマホアプリなどにポイント還元サービスが移り変わっている過渡期なのでしょうか。
持っていない人は全く興味のないお返事。
それだけに街頭インタビューのロケは辛かったのです💦
◇平均所有枚数2.9枚
1枚も持たない人が過半数の一方で、スタンプカードを1枚でも持っていた方は平均3枚弱は所有していることがわかりました。
集める人のほとんどは複数枚持っているのです。
これはスタンプカードにとどまらず、何かもっと大きな日本人の生活調査などともリンクするような気がしました。
飲みに行く人は2~3軒行きつけの店があるが、飲みに行かない人は全くいかないみたいな。
愛人がいる人は2~3人いるが、奥様だけを愛する人は奥様だけを愛するみたいな。
何事もゼロからイチに成るのが難しい一方でイチから二に進むというのは比較的簡単なのでしょう。
・そして出会った中で最も所有枚数が多かったのは16枚。
小月商店街の奥様なんですが、興味深いのは同業店でもお構いなしというところ。
ヘアカット・ヘアカラー専門店が3枚。
中華屋が2枚。薬局が2枚。パン屋が2枚。温泉が2枚。
…などと同じタイプのお店でも特色によってなのか複数枚お持ちでした。
そら同じ中華でもその日の気分によってお店を変えたいですものね。
どっちの中華に行ってもポイントがたまる、奥様の戦略性を感じ取ることができます。
◇一枚当たりの平均溜まり数13.8ポイント
これはお持ちのカードに平均いくつのスタンプが押されているかを示した数値です。
CSO岡藤君はこんな数値に意味がないと言っていましたが、これはスタンプカード所有者の継続性を表す数値として有効だと私は思っています。
つまり私のような継続性のない人間はスタンプカードを発行してもらうくせに、次にその店に行くまでの期間にカードをなくしちゃうんですよね。なので私の財布にはスタンプカードがちょっとしか押していないカードばかりなのです。
平均が13.8ポイントということは、おそらく一度ではなく、何回かお店に行きスタンプを押してもらっていることの証左。
カードを貰うという倹約性と、それを次回来店までちゃんと保管しているという継続性。
このデータにより、スタンプカードを集めるひとはとても几帳面な一面をもっていると読み解けるわけでございます。
・そして一番のポイント溜まり人は81ポイント。
阿東で出会った奥様でした。
お花屋さんのパティオデハナコのカードですが、1枚たまって、その割引をつかわず2枚目にお進みでした。
パティオデハナコのカードは550円で1ポイント。全てたまるのに60マス必要。
2枚目の21マスまで溜まっていたということです。
550円×81マス=44550円。
結構な金額を同じお店で利用していることがわかります。
果たしてダメなお店にそんなに何度も通いますか?
そう!この平均溜まりポイント数はお店のリピート率を表す数値としても機能するのです。
今週更新がない代わりに、次回のブログも我々が培った資料分析してお届けしましょう。
経済学者 マツダ・ケインズ・ダイスケ
※いつもご連絡が遅れていてすみません。
今週は市議会中継の為11日・木曜日まで11時台と14時台の放送はありません。
夜の2回の放送をご覧下さい。
さて!今週からは久しぶりのスタンプカードラリーの放送です!
2冊目のゴールを前に立ち止まって、これまでのスタンプカードに関するを調査結果を皆様に開示しようと考えました。
タイトルは「スタンプカード統計白書」
この2年半の間、我々は県内の待ちゆく169人の皆さんにお声がけをして、236枚のスタンプカードを見せて頂きました。
なかなかスタンプカードに出会えないこともありました。
時に雨に降られたり、インタビューを断られたり、くじけそうになった調査を経て、今回の放送を迎えることになりました。
情報を得るには苦労がつきものなのです。

私たちが身を粉にして町のスタンプカードを掘り起こして得たデータの結晶を今回から2回連続で発表いたします。
「誰もやらないことに価値がある」
「仮に意味がないことが分かったとしても、意味がないことが分かったことに意味がある」
われわれの番組はフロンティアスピリッツで成り立っているのでございます(笑)
さあ!皆さん!
スタンプカードを通じて、地元山口の経済活動を理解しようではありませんか!!
今日のところはこれくらい煽って終わらせていただきますが、次以降のブログで細かいデータ分析を行っていこうと思います!!
今週はアヒルたびもあるよ!!
お楽しみに!!

ディレクター マツダダイスケ
引き続き防府市景観100選を放送しています。
防府市野島までは一日4往復の船が出ています(^^)/
往復で1500円。
この金額で非日常の冒険気分を味わうことができます。
釣りをしても良いし、島をブラブラしても良いし、猫と戯れても良いし、ただただボーッとしても良いし。

もちろん大型のテーマパークに行ったり、ショッピングセンターに行ったり、そういうのも楽しいんですがね、ほら。
だれか大好きな人とぶらり、こういう旅も素敵じゃないですか?
…ということを私は提案したいわけでございます(^^)/
山口県は何にもないと、よく自虐的に見聞きしますが、いわゆる”何もない“ということがいかに素晴らしいか。
何もないところに発見や癒しや大切さがあるわけなのでございます。

ほっとできる場所が近くにある事の幸せをお伝えできれば幸せです(^^)/
今日は9月1日、新学期や新しい場所でのお仕事の方も多いと思います。
人間関係に疲れたり、仕事に追われてパンクしそうになったら、一時避難しましょう😊
私もなんかあったら野島に行ってボーッとさせて頂きます。
で、大笑い観音を見たらきっと少しずつ回復していくはずです。

さあ!今週もちかばカード受け付けています。
2回連続で発行しているので、どちらかに応募された方には、来週頭にまとめてお送りすることにします。
しばらくお待ちください(^^)/

また出演者へのメッセージや番組の感想、みなさんの身の回りのお話など、いろいろなメッセージも合わせて送っていただくととてもうれしいです。
皆様のメッセージが番組のエネルギーになっております。
来週(9月8日)からは、いよいよスタンプカードラリーが最終コーナーをまわってラストスパートを仕掛けます!!
こちらもお楽しみに!!
ディレクター マツダダイスケ
だー!!あひるたびのことを書くのを忘れていました💦
先週まで放送していたのはこちら!
徳山の商店街にあります駄菓子屋カフェ&バーです。
駄菓子もお酒も楽しめるという超幅広い層にお勧めのお店になります!!
ロケ中はピータンは外で待機していましたら、いろんな人が声をかけてくださいました😊
とても素敵な場所にあるユニークなお店です。皆様も是非に~!!



さてさて、で、今週からはちかば100選のたび「防府市景観100選」の後編です。
前回は富海で良い景観を探しましたが、今回は野島に渡りました。
3人は初めての野島。
やっぱり島に行くと気分が変わってトークが弾みます。
今回も長谷川さんの行動に注目です。
改めて長谷川さんはすごい人だなぁと思いました。
長谷川さんは自分と共通点のある人に食いつきます。
その中でも、①関西出身者(特に西宮市出身者)②同じ趣味の人(鉄道や切手系)③そして同い年の人(昭和33年生)です。
この3つが、長谷川さんは大好き!
この属性の人には話しかけずにはいられないのです。
野島でも出会いましたよ。③の人に。
詳しくは今週の番組をご覧ください。
あんなに他人と打ち解けるのが早いというのは才能ですよね。
うらやましい限り!

今週もちかばカードを発行します!!

今週はりえちゃん撮影の素敵な灯台を選ばせていただきました!
裏面はどさけんさんが撮影した、かわいい石造の写真です。
応募方法はいつもと同じでございます。
暑さが続きますが、皆様、ご無事で!
ディレクター マツダ
お盆はいかがお過ごしだったでしょうか?
私は9日から17日までがお盆休みでしたが、途中どうしてもやらないといけない仕事がありまして、その間2日ほど出勤をしました。
休みの日にする仕事の辛さったらないですわね💦
今日から久しぶりの仕事なので改めて頑張ろうと思います。
で、今日からの放送は「ちかば100選の旅」はちょっとだけ番外編、「防府市景観100選」をご紹介します。
防府市の良い景観を集め、観光に役立てたり、冊子にしたりするための写真を防府市が募集しているんです。

100選にアンテナを張っていたので情報にたどり着いたのですが、すでに2019年から毎年数地区ごとに募集対象を区切って写真が着々と集められてきてそうです。
今回は最終の第五期として牟礼と富海と野島地区の写真の募集が受け付けられています。(10月末締め切り)
景観百選を選定しています – 防府市公式ホームページ
↑みなさんもぜひ写真を応募して防府市を盛り上げましょう!!
番組としてもこれは是非とも参加して、さらにあわよくば写真の採用も目指したい!ということで担当者にお話を聞いて、実際に富海と野島に出かけてまいりました。

ちなみに防府市役所が新しくなって初めて行きましたが、すごくかっこよくなっていて、それこそ8階からの景観も最高でしたよ!
今週の放送は前編として富海のいろんなところで写真撮影をしています。
富海の海はとても素晴らしいロケーションで私も大好きな場所です。
長谷川さんは昔写真の専門学校に行っていただけあって構図などにはこだわりがあるものの、いかんせんスマホに弱く…。
なかなかロケがスムーズに進みませんでした(笑)そんな一部始終をご覧いただけますと幸せます!
そして今回は作る予定ではありませんでしたが、長谷川さんが頑張ったので、記念にちかばカードを発行します
※まだ何の100選にも選ばれていないのですが…(^-^;
こちらが防府市景観100選の応募写真として、長谷川さんが撮影した山陽自動車道です(笑)

ご希望の方は上記のメールフォームからお願い致します!
来週の放送は野島編をお楽しみに!!

今回はアヒル旅もありますが、こちらはまた後日ブログに書きます
ディレクター マツダ
お盆休み前に予約投稿をしています。
ふふふ。そんな技がブログにはあるのだ。
「舟を編む」というドラマをNHKでやってまして、これが今、刺さりまくっていましてね。
(昔の再放送みたいですが、毎週楽しみに見ています。)
辞書を作る人たちの物語なんですけど、もう素晴らしいのです。
だから、何の関係もないけど、ここに感想を書きたいのです。ごめんなさい。
出版社の中の小さな部署「辞書編集部」のお話。
その部署で辞書作りに奮闘している人々が描かれています。
辞書には何万語っていう言葉が掲載されていますよね。
よく考えれば当たり前なのですが、その一つ一つが熟慮を重ねてその説明文ができています。
誰かがそういう仕事をしていたことにまず気づかせてもらいました。ありがとうございます。
言葉は常に変わっているので、編集部の人は街を歩いていて知らない言葉に出会うと、用紙にメモを取ります。
「ワンチャン」とか「えぐい」とか「やばい」とか、自分の小さい頃には使わなかったり、意味が違っているものも多いですよね。
言葉は常に生きているのです。
このドラマを見て感じることは「言葉を大切にすること」の大切さ。
言葉を使って番組をつくるもののはしくれとして、私も感じるところがいろいろとありました。
テーマを考えさせられたり、出演者に感情移入しちゃうわ、もう見るのに結構カロリーつかう楽しんどいドラマなわけです。
(自分が元気じゃないと見れないわと思いました。逆説的に今私は元気だということです。)
このドラマのエピソードで印象的だったのが「~なんて」に関するお話です。
主人公の女性が「~なんて」という言葉を知らず知らずに使って、周りを傷つけちゃうのです。
「ごめん、ご飯をたべてる時間なんてないんです」
「電話をする余裕なんてないから」
「言葉が並んでるだけですよね、辞書なんて」
「カメラの話なんてあとにして」
…てな具合で「なんて」を多用することで、女性は周りの人を傷つけてしまいます。
その女性はそのことに気づいて、ふと辞書で「なんて」を調べるわけです。
「なんて」にはこんな意味がありました。
【副助詞】次に来る動作を・内容を軽視する気持ちを込めて例示する
【副詞】軽視する気持ちを込めて同格の関係で次の語を修飾する
【副助詞】無視または軽視する気持ちを込めて事柄を例示する
知らず知らずに周りのモノや人を軽視し、傷つけていたと気づくのです。
そんなつもりはないのに…。
言葉に無頓着ということが実はいかに罪なことであるか、辞書を通じて理解をするというエピソードですした。
もう、自己反省です。
私もきっとこういう言葉を使っていたはず…。
また自分の番組のことも「ケーブルテレビなんて」とか「ローカルなんて」みたいな自虐としても使うこともありました。
こういうのはやめよう!そう思いました。
…ここまでは視聴者として。
同時に映像の仕事をしているものとしての感想としては、ドラマの製作者に対しては嫉妬と尊敬が入り混じった気持ちです。
映像を通じて人の気持ちを動かせることのすばらしさ、テーマ・設定の妙。
そういうところに尊敬・あこがれの一心でございます。
自分もがんばろう!と主人公の女性・池田エライザのように思うわけでございました。
今回もつたない言葉の羅列になりましたが、そんなことを思いましたというご報告でした。
では、よいお盆休みを!!
ディレクター 松田
お盆休みですね。
私も休みを頂いておりますゆえ、今回は以前に放送したものを再編集してお送りしています。
2年前に訪問した関門国道トンネルのパイロットトンネルの映像をもう一度!!

先週まで放送していた関門鉄道トンネルのパイロットトンネルと見比べてもらえると嬉しいです。
いやはや今週も良い感じでマニアックだなぁ…。
ステキなお盆休みをお過ごしくださいませ!!
松田
今週いっぱいは引き続き 隧道8「関門鉄道トンネルのパイロットトンネル」をお送りしています。
個人的には今回のシリーズの出来栄えに手ごたえを感じていまして(^^)/
是非見ていただきたいなと思っています。

いつもと違って、事前に作ったVTRを出演者に見てもらって、1本の番組にするという構造でやっています。
こういう構造にしているのは、さすがにマニアックなテーマなのでどさけんさんや沖永さん・岡藤君のコメントでバランスを取ろうと思ったからに他なりません。
山本さん出演のVTRがウイスキーの原液、右上のワイプ+どさ・沖のコメントが炭酸水と思ってください。
皆さんにはおいしいハイボールを提供しているつもりです。
もしかしたら「いやいや、おれにはウイスキー、ロックでくれよ!」という方もいらっしゃるかもしれません。
そこをぐっとおさえてまして、「いえいえ、今宵ばかりは上質なハイボールをグイっとやってくださいな」というのが、番組のバーテンダーこと、私のお役目なのでございます。
実際にどさけんさんと沖永さん(岡藤君もですが)コメントがとても秀逸でして。
VTRを一度見ただけで瞬時にこっちがハッとさせられるコメント、欲しいコメントを発してくれます。
なんておいしい炭酸水だったことでしょう。
ウイスキーの品質、炭酸水のはじけ具合。
今宵のハイボールは最高の出来上がりになっております😊
まあね、題材があまりにマニアックですし、いくら私が出来に自信を持っていると言っても、そもそも私の実力が大したことないってこともあります。
でも、でもですよ!
我々には時にこういう番組を作らなくてはいけないのであります!!
やれコーラが飲みたい、やれクリームソーダが飲みたい、…そんなおこちゃまの皆さん。
そんなのはどこでもやってるから、それはそっちでお楽しみくださいませ(笑)
うちはねぇ、消毒液みたいなきっつーいアルコールの入った、濃い~やつばかりを提供する老舗のbarなのでございますゆえ。
さあ、そんなマニアックな、しかし味には自信のある貴重な映像は8月10日(日)まで放送中。
まだの方はどうぞ一度ご覧になってくださいませ!!
そして8月11日(月)からは私がお盆休みの為、過去の映像を再編集してお送りします。
2年前に行った関門国道トンネルの方のパイロットトンネルです💦

「またかよ!」と思った皆さん。
「また見てください!」
ディレクター マツダ
おはようございます!
先週募集していた「五反田架道橋」は近日中に発送いたします!
今回もたくさんのご応募ありがとうございました😊
気が付けばもう7月も終わりですね。
この夏、萩市の大島に行きました。
風景印220景で行って以来なので7~8年ぶりでしょうか。


懐かしかったですねぇ。
実は僕のおばあちゃん(90)が大島出身。
で、「30年以上島に帰っていないのでお墓参りに行きたい」とずっと言っていたので、家族で連れて行ってあげることにしたんです。
萩港からわりとすぐなので、行こうと思えばすぐにでも行けるんですが、なかなかその機会もなく30年…。
無事にお墓参りも終え、おばあちゃんはとても喜んでいました。

よく考えると、おばあちゃんの両親のお墓なので、このお墓には僕のひいおじいちゃんとひいおばちゃんほか、その先祖様が眠っているわけです。僕もよく手を合わせてはじめましてのご挨拶をしました。
おばあちゃんの実家には今でも親族が住んでいて、そこで仏様に手を合わせ、僕ははじめて自分のひいおじいちゃんとおばあちゃんの写真を見ました。
僕とはあんまり似ていなかったけど、おばあちゃんにはそっくりでした。
自分のルーツに触れ、勝手にファミリーヒストリー体験をしたのですが、不思議ですねぇ…。
人って細胞分裂みたいにポンッて生まれたんではなくて、ずっと前から命が育まれて、その連続で自分がいるわけで。
とんでもない偶然・奇跡の上に成り立っているわけですから、大切に一日を過ごさなければと思いましたね。
そのときは…。
あれからひと月、この土日は本当にダラダラして無駄な時間を過ごしてしまいました。情けなし。
もう一度大島にお墓参りに行かねばと思っています…。
ディレクター 松田大輔
おはようございます。
前回はいつもの宇部マニアックスさん(隧道マニアックスさん)の行動に密着しました。
中でも最後に訪問した火薬庫址跡の映像は非常に印象的でしたねぇ。
防空壕は小さい頃に近くにあって、友達と中に入って遊んだことがありました。
そういう郷愁もあってなのか、人間が本来持つ安心感なのか、未知の横穴に入るという撮影は非常にわくわくしました。

その先に何があるかわからない。どんな景色が現れるのかわからない。
このドキドキこそがテレビの(テレビに限らず様々な映像媒体の…)最高の面白さであることを再確認しました。
放送では「最悪のロケ」というテロップを入れましたが、これはそういう感じにしたほうが面白いだろうと思ったからの”演出”で、本音は非常にエキサイティングで、アドレナリンの放出が止まりませんでした。
この逆の話を考えてみるに、リポーターがお店に入って「こんにちはー!うわー素敵~!」と言って、その表情を撮るために先にカメラが中に入っていて、店主はすでにマイクをつけている…みたいな映像があります。
初めて感を装いながら実は事前に話がついている、卒業式のリハーサルのような、8時に当確がでる選挙のような、川口浩探検隊のような。
このような仕込みというか、撮影できることが保証された映像にドキドキ感はありません。
(もともとドキドキ感は必要ないのに、初めて感を出そうとする”ねじれ”は解消してほしい)
ほとんどのテレビ番組が1週間に1度、確実に放送しないといけないという呪縛があることで生み出された、制作者側の作業効率化の歴史にほかなりません。
まぁ、私もちょいちょいやりますし(笑)、番組によってはそうすべきだし、それを悪く言うわけでは全くないのですが、予算や期限が限られている現状では、今回のような企画は時々しか放送できませんが、その頻度があがるようにもっと冒険をしないといけないなあと改めて思ったわけです。
で、今週の放送。
今週も隧道特集ですが、今回は何があるかは分かった上で、どんな光景が広がっているのか、初めてのワクワクを提供できると思っています。
前回に引き続きエキサイティングです!
関門鉄道トンネルができる前、関門海峡の海底の地質調査のために試掘した”パイロットトンネル”の様子をお送りいたします。

詳しくはまた改めて。
以前に行った関門国道トンネルのパイロットトンネルを覚えてらっしゃる方はそれと比べて御覧になると良いと思います。
そんな行き過ぎたマニアック感を白いシャツの3人が突っ込んだり感想を言ってくれることでマイルドに仕上げてくださいました。
ありがたしありがたし!

今回は面白い上に貴重な映像だし、もうすぐお盆で私のお休み計画もあるので(💦)2週間の放送になります。
期間中、ぜひご覧いただけますようお願い致します!!!
演出・ディレクター 松田大輔
Copyright © 2013 yamaguchi cable vision All Rights Reserved.