12月15日だとさ。塩田・実習編
12月15日
驚きですよ。もう12月15日ですって。
最近の時間がたつスピードの速さがおそろしくて…。
ちょっと話がそれるんですが、先月、妹が誕生日だったんです。
「今年で何歳になったんだ?」と聞くと、妹は「44歳」だと言いました。
私はその答えを聞いて、「あれ?なんで妹が年上になってんだ?」と一瞬キョトンとしてしまいました。
わかります?この感覚。
実は恥ずかしながら私、結構前から自分のことを40歳くらいだと思っていたのです。
サバを読むとかではなく、ずっと40歳くらいの感覚のままでいたというか…。
で、ふいに妹の年齢を聞いて我に返り、「あら、そういえば自分はもう46歳だったんだ」と、再認識したというわけです。
お年寄りがよく「わしゃ何歳やったかのう?」などというのをテレビとかで見たときに笑っていましたが、自分がそうなってしまっていたわけ。
分子を1にして、分母を自分の年齢にした時に、1年の価値は毎年減少するわけで、これが時間が過ぎるスピードが速くなるという感覚の解だそうですね。
この一年は私の積みかさねた人生時間のたったの46分の1なわけですから、それは確かにあっという間だし、46分の1も40分の1もぱっと見では区別はつかないですよね。

最近なんかのSNSでまわってきた話なのですが、時間が早く過ぎる時と、なかなかすぎない時ってありますよね。
例えば恋人といる時間はあっという間だけど、仕事をしているとまったく時間がすぎないみたいな。
この体感時間こそ、自分が体感的に老けているかどうかの時間なんですと。
毎日が充実していてあっという間に過ぎた時間は、体内年齢的にも老化がわずかしか進まず、逆にダラダラ時間を過ごしていると老化がそのぶん進んでしまうというわけです。
冒頭で書いた通り、私はこの1年すごく早く感じました。
ということは体感的にはちょっとしか老けていないのかもしれません。
よいことなのかもしれませんが、この積み重ねで体感年齢とリアルな年齢とのギャップが出てくると、まわりは困惑。
見た目はジジイなのに中身は昔の感覚のままのイタイおじさんの出来上がり。
そんな価値観のひずみが「老害」と言われるのかもしれません。
であるならば、私がこれ以上老害にならないために、体感年齢をリアルな年齢に近づけないといけません。
そのためには、あっという間に時間が経つというような楽しい時間よりも、あれ?これ全然時間がすぎねえな…みたいな、苦行、修行のような時間や経験をもっと増やさないといけないのかもしれません。
好きなこと・楽な事ばかりするのではなく、ちょっと気が進まないようなことにもチャレンジしないといけない、これがかっこいい大人への第一歩。来年は、自分の年齢に相応な大人に近づきたいなと思います。
意味が分からないことを書きましたが、今週の放送は塩田の後編です。
引き続き塩田記念産業公園の杉山園長にお話を聞いて、今回は昔の厳しい塩づくりの一端を経験させていただきました。

むかしの塩づくりの職人さん、きっと作業してるとき、全然時間がすぎねえな…と思っていなのではないか、そんな風にかんじました。
朝2時から毎日20㎞。塩田を均していたんですから。
本当に昔の人は偉かった!
例え寿命が短くとも、とても濃縮な人生で、大人はもっと大人だったような気がします。
◆さて今年最後のちかばカードもいつもどおりどうぞ!
お近くの方は弊社1階編集室まで!
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来年からは予算のこともあるので、少し発行のペースが落ちるかもしれません。
(企画は放送したけど、カード化しない時がでてくるかもしれません)
どうぞ、こちらも大人の事情とご理解の上、ひきつづきの応援をよろしくお願い致します!!
◆そしてこちらもまずはお知らせ!
年末この番組は気合が入っています!
12月22日(月)から31日(水)までは番組が毎日更新されます!
私が個人的に選んだ2025年のベスト10を日替わりでお送りしようと思っています。
ぜひぜひご覧くださいませー!!
今、実はこちらの編集でてんやわんやなのです。今年の集大成!ぜひ見てもらいたいです!

画質が荒くて申し訳ございません!
改めてこちらのお知らせはまたさせてください!!
演出 松田







